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都立尾久の原公園 |
所在地 東京都荒川区東尾久7丁目・町屋5丁目
交通 都電荒川線「東尾久三丁目」下車 徒歩10分
開園
平成5年6月1日
開園面積 60,010u
沿革
1977年までは化学工場がありましたが、移転後は敷地約19ヘクタール(東京ドームの四倍)の空き地ができ、
汚染土壌の処理が行われ半分は短期大学、もう半分は公園になりました。
詳しくは野村圭佑さん著の「原っぱで会おう」(八坂書房)に載っています。
遠い昔、尾久の原一帯は荒川流域でも特にさくらそうの自生地として庶民に親しまれていました。
「江戸名所花暦」に描かれている花見の図は隅田川のほとり尾久原と記載されています。
かつて尾久の原は文字通り原っぱと水溜りだけでした。自然にまかせた荒地は
生き物が少しずつ増え子供たちも自然を満喫できた貴重な場所となったのです。
テレビ番組に紹介される程面白い生物圏を形成していました。
現在は半分がビオトープとして残されています。絶滅危惧種の植物も見られ区内で
も貴重な場所ではないでしょうか。
現在の公園俯瞰写真
過去の尾久の原写真
古き良き子供の遊び場(1989)
撮影 野村圭佑
オオヨシキリの巣(1993)
撮影 瀬野喜代
昆虫採集 (1998)
撮影 石川 正
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